[P-4] アオミドロ・アミミドロのSr2+の吸収について
5年前の東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質(放射性ストロンチウム)が拡散された。そこで、サヤミドロなどの藻類が放射性物質を吸収するという記述の論文を見つけた。そして、同じように放射性物質を吸収する藻類はないかと考え、アオミドロ(Spirogyra)やアミミドロ(Hydrodictyon reticulatum)を用いて研究を行った。先行研究で、どちらの藻類も放射性物質を吸収していると考えられたため、キレート滴定によるSr2+の吸収量の定量を行った。すると、どちらもストロンチウムイオンを吸収していることがわかった。