11:25 〜 11:40
[O-6] 桜島溶岩地帯に生きるアリ -遷移にともなうアリ群集の変化
キーワード:アリ相、桜島溶岩地帯、ライントランセクト、チーズベイトトラップ、優占種
異なった植生をもつ4つの溶岩地帯(昭和・大正・安永・文明溶岩地帯)から4亜科23属36種のアリが採集された。
各溶岩地帯から採集されたアリは,昭和溶岩14種,大正溶岩18種,安永と文明溶岩からそれぞれ19種であった。
各溶岩地帯の優占種は,昭和溶岩がツヤシリアゲアリ,大正溶岩がアメイロアリ,安永溶岩がオオズアリ,文明溶岩がアメイロアリであった。
種構成の類似度は,安永溶岩と文明溶岩間(0.89)で最も高かった。一方,大正溶岩と安永溶岩間は0.36と最も低かった。大正溶岩と安永溶岩の種数はほぼ同じであるが,種構成については10年前の調査と同じく依然として両溶岩間にギャップが存在することが確認された。
各溶岩地帯から採集されたアリは,昭和溶岩14種,大正溶岩18種,安永と文明溶岩からそれぞれ19種であった。
各溶岩地帯の優占種は,昭和溶岩がツヤシリアゲアリ,大正溶岩がアメイロアリ,安永溶岩がオオズアリ,文明溶岩がアメイロアリであった。
種構成の類似度は,安永溶岩と文明溶岩間(0.89)で最も高かった。一方,大正溶岩と安永溶岩間は0.36と最も低かった。大正溶岩と安永溶岩の種数はほぼ同じであるが,種構成については10年前の調査と同じく依然として両溶岩間にギャップが存在することが確認された。