サイエンスキャッスル2016

Presentation information

東北大会~地域に根を張る先端研究~

[2-5] ポスター発表(午前の部)

Sun. Dec 18, 2016 10:00 AM - 10:50 AM ポスター/ブース会場 (工学部あおば食堂DOCK)

[P-7] マウス腸内フローラから観察したマヌカハニーの機能性

高野 美穂 (山村学園 山村国際高等学校 生物部)

NZ産のマヌカハニー(以下MH)には、抗菌活性成分(メチルグリオキサール:以下MG)が含まれる。一昨年は、MHの高い抗菌力を報告した。また昨年は、消費者庁の制度改変を契機に、この高い抗菌力をセルフケアに役立てようとマウスに投与し、MHは腸内フローラのバランス改善(善玉菌の優勢)を図る機能性があると報告した。
今回はMG含有量が多い高価なMHではなく、安価なMHに天然甘味料(オリゴ糖)を添加し、高価なMHと同等な機能性を考え(仮設)検証した。
検証の結果、天然甘味料では同等な機能性が得られたが、比較した人工甘味料では腸内フローラは大きく崩れた。しかし、崩れた腸内フローラはMHの投与により改善された。