サイエンスキャッスル2016

講演情報

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-6] ポスター発表(奇数)

2016年12月23日(金) 12:30 〜 11:30 第二体育館 (第二体育館)

[P-15] ベジブロスの機能性は期待できるのか?

守田 栞捺, 山本 紗佑里, 植田 華, 小橋 一咲凪 (ノートルダム清心学園 清心女子高等学校 物質科学課題研究講座)

キーワード:ベジブロス、抗酸化活性、ファイトケミカル

近年,食と健康について関心が高まり,五大栄養素,第六の栄養素として食物繊維に加えて,第七の栄養素としてファイトケミカルが注目されて,その一つである抗酸化物質は,生活習慣病予防やがん予防に期待されている。その中で,タマネギの皮などに含まれるファイトケミカルを得るために,廃棄部位から出汁をとる『ベジブロス』が話題となっている。我々の先行研究では,単一の野菜では高い機能性を保有していても,混合することで機能性が低下することがあることが確認されているため,ベジブロスのような複数の野菜の廃棄部位の混合によって,期待される抗酸化活性等の機能性が得られるかに疑問を持った。そこで調査した結果を報告する。