サイエンスキャッスル2016

講演情報

九州大会~環境研究の育つ土壌づくり~

[1-1] 口頭発表(午前の部)

2016年12月11日(日) 10:10 〜 11:40 メインホール (3階もやいホール)

10:55 〜 11:10

[O-4] 家庭でできるバイオレメディエーション

林田 美里 (熊本県津奈木町立津奈木中学校)

キーワード:バイオレメディエーション、身近な浄化法、ファイトレメディエーション

昨年まで、身近な物+地元の物を生かした「水の浄化」をテーマに2年間研究に取り組んできた。加えて年々拡大している竹の害への対策も兼ねて竹の利用も考えた。以前、田んぼの土で浄化実験をしたときに、土の中に住む微生物の力を強く感じ、心に残っていた。そこで、身近な微生物として竹林などに潜む微生物やキノコや発酵食品などの微生物等を使った浄水方法について研究を行った。
いくつかの実験を行った結果、納豆やキノコを用いるとそれ自体が汚染源になるが、包装パックを浸すだけでも菌がはたらくとわかった。竹林には、竹を腐らせる微生物のはたらきも含め消臭などの効果が得られた。