[P-5] アルコール発酵速度について
酵母菌によるアルコール発酵過程がS字曲線(シグモイド曲線)を示すことは知られている。このS字曲線を数式化することで仕込み時の糖濃度や種酵母添加量が決定できれば発酵過程が事前に予測でき、発酵過程の温度等の制御や異常発酵の即時探知が可能となる。これまでのエタノール発酵実験でエタノール生産量と二酸化炭素発生量は比例することを確認しており、二酸化炭素発生量を測定することで、このエタノール発酵過程が把握できる。二酸化炭素発生量からエタノール発生量のS字曲線式を求める。
結果: 三角フラスコを使った簡易な実験ではあるが、導出した発酵速度式は、発酵のフィードフォワード管理に活用で きると考える。
結果: 三角フラスコを使った簡易な実験ではあるが、導出した発酵速度式は、発酵のフィードフォワード管理に活用で きると考える。