[2-5] ポスター発表（午前の部）

[P-17] 人と種をつなぐ会津伝統野に関する活動について

笹川 慶人 (福島県立会津農林高等学校 農業園芸科 ２・３年 野菜専攻班)

私たちの故郷には会津伝統野菜という在来野菜が存在しています。数少ない生産者である長谷川氏とともに“人と種をつなぐ会津伝統野菜の会”を立ち上げ種子保存や普及PR活動や栽培などの研究活動をスタートさせました。 まず稲わらや籾殻、米ぬかなどの副産物の利用、会農独自の配合で米ぬか・油粕中心のぼかし肥料の作成と散布、酒粕を使った肥沃な土づくり、昨年からはカボチャの空中栽培と麦を使ったリビングマルチ栽培の実証試験も併せて行いました。さらに小中学校と連携した食育活動や、栽培した野菜を使った商品開発を行い様々な方との交流で“会津伝統野菜”が全国に広まりさらに新たな繋がりが生まれていることを実感しています。