[P-47] 食材に含まれる ミネラルの検出と成長段階での追跡
キーワード:ミネラル、食品
帝塚山高等学校女子コースと奈良教育大学では高大連携事業の一環として、2008年度から「化学実験」体験講座を実施している。本発表は、その研究成果の一部である。
遷移金属イオンは人間の体内に存在し、生体必須微量金属(ミネラル)として非常に重要な働きをしているが、そのほとんどを食材から得ている。そこで、私たちは、身近な食材に含まれる常磁性遷移金属イオンを大学が保有する大型分析装置(電子スピン共鳴分光装置)を用いて検出し、その知見を得ようと試みた。結果、多くの食材からFe3+やMn2+などの金属イオンを検出し、その結果を「日本食品標準成分表」などと比較し考察した。
遷移金属イオンは人間の体内に存在し、生体必須微量金属(ミネラル)として非常に重要な働きをしているが、そのほとんどを食材から得ている。そこで、私たちは、身近な食材に含まれる常磁性遷移金属イオンを大学が保有する大型分析装置(電子スピン共鳴分光装置)を用いて検出し、その知見を得ようと試みた。結果、多くの食材からFe3+やMn2+などの金属イオンを検出し、その結果を「日本食品標準成分表」などと比較し考察した。