サイエンスキャッスル2016

講演情報

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

2016年12月24日(土) 10:50 〜 11:30 エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-61] シュウ酸エステルを用いた化学発光における溶媒の研究

河合 亮汰, 藤 優斗, 碓氷 一樹 (茨城県立緑岡高等学校 化学部)

キーワード:シュウ酸エステル、化学発光、共溶媒

市販されているケミカルライトには,シュウ酸エステルによる発光反応が用いられ,コンサートや夜釣りで用いられている。しかし,共溶媒としてよく用いられているtert-ブタノールが ,冬場は固体となってしまうため使用するのに不便である。そこで,別な試薬を共溶媒として使用できないかと考え,検討を行った。t-ブタノールと構造の似たアルコールを選んで用い,発光させて照度と持続時間を測定した。結果,ずべての場合で発光が見られ,照度が最も高かったのはイソプロピルアルコールであった。また,温度条件による変化が共溶媒によって異なるもとも分かった。