サイエンスキャッスル2016

講演情報

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-8] ポスター発表(午後の部)

2016年12月24日(土) 15:00 〜 15:40 エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-74] マイクロプレートリーダーを用いた水中のアンモニア濃度測定方法の確立

渡邉 航大 (長生学園茂原北陵高等学校 ライフサイエンスサークル)

キーワード:アンモニア、吸光度測定、マイクロプレートリーダー、インドフェノール

アンモニアはタンパク質が体内で分解されて生じますが、生体に非常に有毒です。観賞魚を飼育する水槽ではろ過が十分に働いていないとアンモニアが上昇しますが、これは市販の簡易キットで把握できます。しかし、市販品は非常に高価であり、大量の実験をするには不向きです。また比色紙で測定するので正確な濃度がわかりません。そこで本研究では①アンモニアの定量方法であるインドフェノール法の導入、②マイクロプレートリーダーを用いた多数のサンプルの吸光度測定の確立を試みました。マイクロプレートリーダーは分光光度計の一種ですが、96サンプルの吸光度を数分で入手することができるので多数の実験を行なうのに便利でしょう。