[P-30] 流星の分光観測
流星の色が流れ始めと終わりで変わっていたのでどんな元素が光っているのか興味を持ったことから,分光観測を行い,何の元素が由来して光っているのか調べようと思った。 まず流星の光を回折格子に通して,元素ごとの光に分けた。つぎに画像上で0次光から橙色のスペクトル輝線までの距離(ピクセル数)を測り,それを元素発光時の波長と照らし合わせた。そして橙色の光をナトリウムが放つ光だと仮定して,それを基準に他の光っている元素を特定した。その結果,もう一つの緑色の光はマグネシウムが光っているのだと考察した。