[P-95] よく飛ぶための紙飛行機の研究Ⅱ
各国の戦闘機の形状、重量、翼面積に焦点を当てて紙飛行機を製作し、飛び具合を比較した。 実際に飛行実験も行い、自作装置による飛び具合との相関を調べた。その結果、紙飛行機を射出する時の条件を同一にする装置が課題となった。そこで本年は射出機を新たに製作して、紙飛行機の射出のやり方を規定した。 実験の結果、重量と飛行時間との間には相関関係がないことがわかった。また、翼を長く(面積を大きく)するとグライダーのように飛び具合が安定するので、翼面積が大きいと飛行時間が延びることがわかった。文献調査から実際の戦闘機について燃費を調べて今回の結果と比較すると相関関係があることがわかった。