サイエンスキャッスル2016

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関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-2] 口頭発表(午後の部)

Sat. Dec 24, 2016 1:30 PM - 3:00 PM メイン会場 (4階TEPIAホール)

2:15 PM - 2:30 PM

[O-10] マウス腸内フローラから観察したマヌカハニーの機能性

高野 美穂 (山村学園 山村国際高等学校 生物部)

NZ産のマヌカハニー(以下MH)には、抗菌活性成分(メチルグリオキサール:以下MG)が含まれる。一昨年は、MHの高い抗菌力を報告した。また昨年は、消費者庁の制度改変を契機に、この高い抗菌力をセルフケアに役立てようとマウスに投与し、MHは腸内フローラのバランス改善(善玉菌の優勢)を図る機能性があると報告した。
今回はMG含有量が多い高価なMHではなく、安価なMHに天然甘味料(オリゴ糖)を添加し、高価なMHと同等な機能性を考え(仮設)検証した。
検証の結果、天然甘味料では同等な機能性が得られたが、比較した人工甘味料では腸内フローラは大きく崩れた。しかし、崩れた腸内フローラはMHの投与により改善された。