[O-11] 黒い孔雀石の謎に迫るⅡ
Keywords:反応熱、孔雀石、酸化銅、Raspberry Pi
<概要>
中学で始めた硫酸銅水溶液と炭酸ナトリウム水溶液の混合による孔雀石作製の実験では、常温条件下で稀に黒い物質ができることがあった。これまでの研究からこの物質が酸化銅であることがわかっている。また、酸化銅生成の条件として溶液が塩基性であること、また高温であることが必要であることが判明している。しかし、常温で酸化銅が生成された理由は不明である。そこで本研究では、これがどのような条件で生成されるのか、研究を行った。
中学で始めた硫酸銅水溶液と炭酸ナトリウム水溶液の混合による孔雀石作製の実験では、常温条件下で稀に黒い物質ができることがあった。これまでの研究からこの物質が酸化銅であることがわかっている。また、酸化銅生成の条件として溶液が塩基性であること、また高温であることが必要であることが判明している。しかし、常温で酸化銅が生成された理由は不明である。そこで本研究では、これがどのような条件で生成されるのか、研究を行った。
<考察・展望>
実験における「再現性」の壁にぶつかっている。
教科で学ぶ「化学」に深さが増して自分の実験を見つめ直し、熱に着目することができた。これまでの実験を振り返りながら丁寧に実験データを積み上げていくことの大切さを実感している。「熱」という目に見えないものの測定の難しさやそれが一様でない場合の想定も非常に難しい。仮説を基に得られていない結果は、仮説の誤りなのか、測定の問題なのかを慎重に判断しながら研究を進めたい。
実験における「再現性」の壁にぶつかっている。
教科で学ぶ「化学」に深さが増して自分の実験を見つめ直し、熱に着目することができた。これまでの実験を振り返りながら丁寧に実験データを積み上げていくことの大切さを実感している。「熱」という目に見えないものの測定の難しさやそれが一様でない場合の想定も非常に難しい。仮説を基に得られていない結果は、仮説の誤りなのか、測定の問題なのかを慎重に判断しながら研究を進めたい。