SCIENCE CASTLE2018

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関西大会 » ポスター発表・奇数

[WS103] ポスター発表 奇数

Sun. Dec 23, 2018 10:30 AM - 11:20 AM ポスター/ブースエリア (体育館)

[P-115] アボカドの研究

田中司 (愛媛県立東温高等学校)

Keywords:アボカド、セッケン、追熟、雌雄異熟花、接ぎ木

<概要>
アボカドはメキシコ産が主流であり、1個150~250円程度し、熱帯果実の中では、やや高価である。国産アボカドは、愛媛県が全国一の生産量を誇る。アボカドの苗木は、通信販売で得ることができ、6500円程度とかなり高価である。カンキツ類の栽培が可能な地域で栽培できるアボカドの機能性成分に着目して、アボカドオイルを含んだセッケンを試作したり、アボカド苗木につながる幼木の作成をした。
<考察・展望>
輸入品のハス種のおいしさは、コールドチェーンと植物検疫によって著しく障害を受けていた。国産アボカドを研究し、栽培技術を確立すればもっと国産が流通すると思う。アボカドは、寒さに弱いので輸入品のハス種から種子を取り出して実生しても耐寒性に優れていない点が問題で、この点をクリアするためには接ぎ木による苗の作出が望まれる。アボカドセッケンは、アボカドの機能成分からスキンケアに優れたセッケンとなるので、セッケンのオイル配合を検討したい。