[A-13] ITS

[A-13-3] A Study Prediction of Correction at train detection Using LiDAR Sensor

^○望月駿登, 工藤希, 山口大助 (交通安全環境研)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

Keywords:鉄道、LiDARセンサ、位置検知

鉄道における新たな列車の位置検知の手法として、衛星測位システムを活用した手法を検討してきた。しかし、衛星測位システムは衛星からの電波を受信する環境により測位精度が低下する懸念があるため、衛星測位システムを補完する他の位置検知装置としてLiDAR(Light Detection And Ranging)センサを用いた手法を検討してきた。
　本研究では走行時においてLiDARセンサを用いて反射光が強い物体の配置を認識することを目的とし、LiDARセンサからのデータを列車の速度を用いて補正することにより、その物体の配置を正確に検知する手法を提案した。提案した手法を用いた結果、これまでに検討してきた列車の停止時及び低速走行時に加え、走行時においてもその物体の配置を認識可能な見通しを得た。