[BI-11-5] 水中音響通信における遅延波位相補正処理による復調性能の改善
Keywords:水中音響通信、単一搬送波変調、判定帰還型等化器、マルチパス波、ドップラーシフト
水中音響チャネルは、その低い伝搬速度に起因して,遅延時間広がりが大きく,かつドップラーシフト広がりも大きい厳しい2重選択性通信路である事が知られている.
一方で,近年の海底探査の需要の成長に伴って,水中のロボットと洋上との船舶との間での通信が注目されている.そのような通信路は早い時変動チャネル応答を伴った移動体通信となる.
その移動体水中音響通信において,近年,遅延波の位相変化の影響を抑制する信号処理手法が提案された.本研究では,先行研究で提案された手法について,過去の実海域データに適用した結果,従来手法より高い復調性能を示すことが確認されたため、ここで報告する.
一方で,近年の海底探査の需要の成長に伴って,水中のロボットと洋上との船舶との間での通信が注目されている.そのような通信路は早い時変動チャネル応答を伴った移動体通信となる.
その移動体水中音響通信において,近年,遅延波の位相変化の影響を抑制する信号処理手法が提案された.本研究では,先行研究で提案された手法について,過去の実海域データに適用した結果,従来手法より高い復調性能を示すことが確認されたため、ここで報告する.
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