2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[C-14] マイクロ波テラヘルツ光電子技術

2023年9月14日(木) 13:00 〜 16:15 全学教育棟 本館 南棟 2階S21講義室

座長:南出泰亜(理研),吉田悠来(NICT)

<9〜20>
マイクロ波テラヘルツ光電子技術研専

[C-14-14] FDTD法を用いたFRPM管壁伝搬モードの解析と非破壊診断への適用

片桐健登1, 奥田忠弘2, 硲昌也2, 大田垣祐衣1, 村田博司1 (1.三重大, 2.栗本鐵工)

キーワード:FDTD、FRPM、マイクロ波、スラブ型導波路、非破壊診断、シミュレーション

FRPMは機械的強度が高く, 耐腐食性を持つことから農業用水管や電力ケーブル保護管として利用されている.しかし, まれに施工不良などによって異物(コンクリート片や枕木等)が管底に取り残されることがあり,この部分に応力が集中することで破損する恐れがある. そのため, 非掘削,非破壊で地中埋設パイプラインを診断する技術が求められている.そこで我々は,マイクロ波がFRPM管壁に閉じ込められて伝搬する特性(Radio-over-Pipewall(RoP))に着目し、この特性を利用した診断法を提案している.本研究では,FDTD法を用いたシミュレーションを行うことでFRPM管壁に沿って伝搬するマイクロ波の詳細な解析を行う. この結果を実験データと比較することにより, 埋設管の非破壊診断における異物の推定が可能である.

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