[C-3/4-25] Ultra Broadband Tapered Asymmetric Directional Coupler for Polarization Splitter-Rotator
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
Keywords:シリコンフォトニクス、偏波回転合波器、集積フォトニクス
将来の長距離光通信では,偏波多重方式と,マルチバンドを利用した波長分割多重方式の併用が想定されるため,マルチバンドで動作可能な偏波制御素子が必要となる.偏波制御素子の中でも,シリコン導波路を利用した偏波回転合波器(Polarization Splitter-Rotator: PSR)は,他の光学素子と同一チップ内に集積することができるため,光送受信機の小型化と低コスト化が期待できる.代表的な PSR の構成要素である,非対称方向性結合器(Asymmetric Directional Coupler: ADC)型TE0-TE1モード合波器は波長依存性が大きく,直線導波路のみでマルチバンド動作を実現することは困難であった.本稿では,導波路幅をテーパさせたテーパ ADCを利用することで,S+C+Lバンドの超広帯域に動作するTE0-TE1モード合波器が実現可能であることを示す.テーパ ADCを後述する評価指標を利用して設計し,CMOSプロセスで作製,及び,特性の測定を行ったので報告する.
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