[N-1-26] Study on the pacemaker activities in a globally coupled model of cardiac sinoatrial node cells
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
この講演はキャリアエクスプローラーの掲載を希望しています。
Keywords:YNIモデル、心臓洞房結節細胞、大域結合、ペースメーカ、イオン電流、分岐解析
心臓洞房結節細胞は,細胞間のギャップ結合により直接的な相互作用をしていると考えられるが,洞房結節細胞は右心房の特定の部位に固まって存在するため,細胞外の環境を通した間接的・大域的な相互作用も考慮する必要がある.本稿では単一の心臓洞房結節細胞のペースメーカ活動を表現する代表的な数理モデルであるYNIモデルの大域結合系の解析を行い,直接結合系との違いや共通点を述べた.Na+電流に関する解析において,大域結合系と直接結合系には共通する性質と異なる性質が見られた.また,細胞間の結合の強さDに関する解析において,Dが大きいときは直接結合の方が,Dが小さいときは大域結合の方がそれぞれ広い範囲で周期解を得た.
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