12:05 〜 12:30
[OS2-04] 距離だけじゃない。Time-of-Flightからわかること 〜 光の遅延を利用した大域照明を含むシーンの理解 〜
光源から出た光が物体で反射し、センサで観測される時、物体までの距離に応じて僅かな時間差が生じます。これはTime-of-Flightと呼ばれ、主に距離計測に利用されています。しかし、表面下散乱、体積散乱、相互反射などの大域照明でも光線の経路が長くなれば遅延は発生するため、この遅延時間が貴重な情報源として利用できます。本講演では、光の遅延を利用して、材質推定や散乱光除去、反射率推定など、大域照明を含むシーンを理解する技術を紹介します。
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