3:45 PM - 4:00 PM
[S22-15] Strong ground motion simulation for 2024 Noto earthquake, Part 1 Source modeling using empirical Green’s function method
1.はじめに
令和6年能登半島地震では死者299名を含む1629名の人的被害があり、また、全壊6227棟を含む123099棟の住家被害が発生しするなど能登半島を中心に多くの被害が発生した。こうした被害の原因を明らかにするために、その1(本稿)では、令和6年能登半島地震の震源の特徴を捉えるために震源のモデル化を行う。次に、その2で、本稿で作成した震源モデルを用いた地震動シミュレーションにより、各地の地震動の特徴の要因や地震動伝搬の特徴を明らかにする。
2.計算の概要
ここでは経験的グリーン関数を用いた震源のモデル化を行う。断層面は浅野(2024)を基に東西2つの断層面を仮定した。ここでは、強震動生成領域の実をモデル化する。結果として、暫定的な結果であるが、東側の断層面に2個、西側の断層面に2個の強震動生成領域を持つモデルが得られた。しかしながら、震源近傍のいくつかのサイトでは観測波形をうまく再現できておらず、秋季大会までにさらに検討をすすめ、その計算結果は秋季大会当日に報告させて頂く。
令和6年能登半島地震では死者299名を含む1629名の人的被害があり、また、全壊6227棟を含む123099棟の住家被害が発生しするなど能登半島を中心に多くの被害が発生した。こうした被害の原因を明らかにするために、その1(本稿)では、令和6年能登半島地震の震源の特徴を捉えるために震源のモデル化を行う。次に、その2で、本稿で作成した震源モデルを用いた地震動シミュレーションにより、各地の地震動の特徴の要因や地震動伝搬の特徴を明らかにする。
2.計算の概要
ここでは経験的グリーン関数を用いた震源のモデル化を行う。断層面は浅野(2024)を基に東西2つの断層面を仮定した。ここでは、強震動生成領域の実をモデル化する。結果として、暫定的な結果であるが、東側の断層面に2個、西側の断層面に2個の強震動生成領域を持つモデルが得られた。しかしながら、震源近傍のいくつかのサイトでは観測波形をうまく再現できておらず、秋季大会までにさらに検討をすすめ、その計算結果は秋季大会当日に報告させて頂く。