Japan Association for Medical Informatics

[3-C-2-5] 定期的な健康イベント実施による健康データ収集の試みおよびデータ分析

櫻井 理紗1, 竹村 匡正2, 本谷 崇之2, 今津 貴史2, 浅田 智巳2, 上村 幸司1, 平松 治彦1, 山本 剛1,2, 奈良崎 大士1,2, 落合 陽1,2, 宍戸 稔聡1 (1.国立循環器病研究センター, 2.兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科)

【背景】昨今、ICT技術の発展により、簡易に身体機能を計測するデバイスが開発されつつある。そこで、これらのデバイスを用いて健康に関するあらゆるデータを継続的に収集、蓄積することができれば、個人の健康管理や二次利用ができるのではないかと期待されている。しかしながら、日常生活において普段一般的に測定されていない健康に関するデータを個人の健康データとして継続的に収集している報告は少ない。また、一般の人は日々開発される測定デバイスの存在を知ることは難しく、これらのデータを取得することや継続的に収集することは難しい。一方で、自治体等による健康維持・喚起に向けた取り組みや商業施設による販売促進としての手段として健康教室や健康イベントなどが開催されている。これらのイベントは単発で開催される場合が多く、個人の健康データを継続的に収集し、また分析するような事例はほとんど見られない。【目的】そこで本研究では、健康イベントを定期的に開催することで、参加者の健康データの収集および参加者の参加パターンの分析を行う。【方法】今回、地域の商業施設で健康イベントを定期的に開催し、健康データの収集を行った。収集する健康データは、PCやモバイル端末上にアプリケーションを実装し、簡易に計測できるものとした。具体的には、視機能や聴覚機能、認知機能や血管年齢の計測を対象とした。健康データの収集は11ヶ月の間で月に1-2回、約2時間を定期的に開催した。今回、測定ごとに商業施設が利用者に対して発行するカードのIDを参加者から取得し、参加状況の調査および健康データの測定結果の分析を行った。