Japan Association for Medical Informatics

[2-P1-1-02] 電子カルテテンプレートシステムと連動した問診票システムの開発

真鍋 史朗1、波内 良樹2、服部 睦2、高橋 大曜3、向井 きよ子3、山口 純司2、中谷 安寿4、武田 理宏1、松村 泰志1 (1. 大阪大学大学院医学系研究科 情報統合医学講座 医療情報学, 2. 株式会社エムケイエス 開発部, 3. 株式会社エムケイエス カスタマーズサービス, 4. 大阪大学医学部附属病院 看護管理室)

Medical Interview Sheet, Burden Reduction, Check Sheet, Structured Medical Data

入院・外来時に患者情報を取得するために問診票が用いられている。より多くの患者情報を収集することで、きめ細かな医療安全対策をとることが可能になる。我々はテンプレートを用いて入力する構造化されたデータを、複数システム間で共有するテンプレートサービスという機能を用い、入院時に看護師が患者から取得した問診情報を電子カルテテンプレートに入力することで、看護システムなどと連携し、データの活用を行っている。しかし、取得する項目が多くなると、時間がかかる問題がある。また、市販されている電子化された問診票システムは、コンテンツの内容を変更する毎に改造が必要となる。そこで、電子カルテテンプレートと連動した、電子化された問診票システムを開発した。

本システムは、電子カルテシステムから患者基本情報を取得し、テンプレートのコンテンツを取得・記録したコンテンツの内容を保存するデータベースを有しているWindows serverと、webシステムで問診票入力画面および管理画面の表示や、入力されたデータの管理を行うLinux OS を用いて構築した。問診票の入力には電子カルテシステムネットワークと Wi-Fiで接続されているタブレット端末を用いた。問診票で用いるテンプレートのコンテンツは、電子カルテテンプレートのコンテンツを流用して作成した。

問診票入力ページを表示させるURLとしてQRコードを発行し、画面上に表示させる。タブレット端末でQRコードを読み取り、ブラウザにて問診票画面を呼び出した後、タブレット端末を患者に渡す。問診票の入力完了後、看護師は管理画面にて内容を確認、必要に応じて修正を行い、電子カルテへの登録作業を行う。

本システムを利用することにより、看護師の業務低減を可能とすることが示唆された。今後、音声入力システムを組み合わせることで、さらなるデータ入力の簡便化を進める予定である。