当社の生体情報モニタを中心に、医療機器の無線利用の動向をご提示させて頂きます。
医療機器においても無線にとどまらないネットワーク化、すなわちIoT化は急速に進んでいます。当社では1970年代から病室とナースステーションを独自にネットワーク接続した製品をご提供してまいりましたが、昨今は設備投資の効率化の観点から、汎用技術を利用した院内の標準インフラに相乗りできる製品が望まれています。
加えて、医療機器のサイバーセキュリティへの対応要求が、規制当局からの規程やユーザー様からの要望の両方で高まって来ています。侵入されて動作に障害をきたす、コンピュータウィルス等の拡散の元となる、データや通信が漏洩するなどのリスクへの対応が求められています。
実際の製品例を交えながら、来たるべき院内IoT時代を一緒に考える時間にさせて頂きたいと考えております。