2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1H01-08] 溶融物挙動1

2018年9月5日(水) 10:00 〜 12:00 H会場 (B棟 B32)

座長:古谷 正裕(電中研)

10:00 〜 10:15

[1H01] シビアアクシデント時の燃料破損・溶融過程解析手法の高度化(1)

(その1)全体概要

*永江 勇二1、倉田 正輝1 (1. 原子力機構)

キーワード:溶融・破損、デブリ凝固、シビアアクシデント、モデリング

様々に想定される発電プラント全体での事故進展の違いに応じて変化する燃料破損・溶融進展の傾向を、機構論的に詳細解析・評価できる燃料集合体レベルでの詳細解析コードの開発が重要である。燃料破損・溶融の要素過程解析モデルの高度化を図るとともに、要素過程解析モデルを連成できるマルチスケール/フィジクスモデルの整備に向けた知見の拡充を行い、将来のアクシデントマネージメントや革新的シビアアクシデント解析コード開発に向けた必要知見の提供を行うために、燃料集合体レベルでの燃料破損・溶融の機構論に基づいた解析手法を整備している。本発表では、解析手法及び要素過程解析モデル、熱力学データ、解析手法及びモデル検証試験データに係る全体概要を説明する。