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[1C12] 円筒型ブランケットを設置したTBMフレームの核発熱
キーワード:中性子輸送計算コード、ブランケット筐体、箱型、円筒型、遮蔽能
トリチウム増殖性能と筐体の耐圧性の両立を目的とし、円筒型筐体ブランケットの設計に取り組んでいる。従来の箱型から円筒型への変更により、遮蔽能が低下することが予測される。ITERに設置するテストブランケットモジュール(TBM)のフレームに注目し、モンテカルロ法による中性子輸送計算コード(MCNP)を用い、筐体の形状変更による核発熱の変化を評価した。TBMフレーム内の総核発熱の増加は最大でも20%程度であることを明らかにした。