2018年春の年会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1E05-07] 線量測定2

2018年3月26日(月) 11:10 〜 12:00 E会場 (R1棟 R1-311)

座長:宮武 裕和 (三菱総研)

11:10 〜 11:25

[1E05] ウラン含有瓦礫海水浸漬液の全反射蛍光X線分析

*松山 嗣史2,1、伊豆本 幸恵1、酒井 康弘2、吉井 裕1 (1. 量研機構、2. 東邦大)

キーワード:汚染水、蛍光X線、ウラン、海水

排水中のウランの放射能は法令で厳密に定められているため、東電福島第一原発(1F)からの排水も、そのウラン濃度を検定しなければならない。我々はこれまで、全反射蛍光X線分析法を用いて、純水中のウランを迅速に測定する方法の開発を行ってきた。しかし、実際1Fにある汚染水は海水の成分を含む。本研究では、瓦礫海水浸漬液を溶媒としたウラン溶液を全反射蛍光X線分析することで海水の成分を含む汚染水中のウランを迅速に測定できる方法の開発を行った。