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[2G11] 反対称化分子動力学による核分裂及び原子核衝突の研究(3)
キーワード:反対称化分子動力学、核分裂、二核子衝突、量子揺らぎ、決定論
反対称化分子動力学(AMD)を用いる核分裂の記述では、決定論的手法である時間依存密度汎関数法で考慮されない確率過程が内包されており、それにより波動関数の時間発展が影響を受け、また最終結果に分布が出るという大きな特徴がある。本研究では、これらの確率過程のうち、核子核子衝突が核分裂現象の中でどのような効果をもたらすかを定量的に調べた。