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[2H08] 教育や現場で使い勝手の良い炉心拡散計算コードの開発
キーワード:拡散計算、S-Difコード、教育、使い勝手、コード開発
教育での利用のため、Microsoft Excel VBAを用いた使い勝手のよい炉心の拡散計算コード「S-Dif」を開発し、大学での授業に活用している。1,2および3次元の直交座標系の計算が可能であり球座標系や円筒座標系にも適用できる。大学での授業では、燃料集合体配置の炉心出力分布への影響などを自ら計算して理解を深めている。原子力コードは複雑化し、国外依存も多い。「S-Dif」は基本機能に限定しているため、コンパクトで理解しやすく、公開により国内のコード開発の基盤構築にも寄与する。