2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1B10-15] 切断及び除染技術

2022年9月7日(水) 15:50 〜 17:30 B会場 (E1棟2F 21番教室)

座長:森重 晴雄(福島事故対策検討会)

16:20 〜 16:35

[1B12] 小口径配管のブラスト除染装置のメカニズムに関する基礎研究(その6)

*甲斐 晟豪1、高橋 秀治1、谷口 隼人2、川島 彰彦2、高橋 浩3、神坐 圭介4、木倉 宏成1 (1. 東京工業大学、2. 新東工業株式会社、3. 富士古河E&C株式会社、4. 富士電機株式会社)

キーワード:廃止措置、除染、ブラスト、バレル、小口径配管

原子力発電所の廃止措置では放射性物質で汚染された配管が大量に発生する.汚染配管の除染は放射性廃棄物の減容化や除染作業時の作業者被爆量の低減化の観点から重要な工程となる.本研究では,乾式除染装置の小口径配管における除染メカニズムの解明および除染効果の高い除染条件の検討を目的とし,乾式除染装置におけるブラスト研磨・バレル研磨の機構を分離した装置を用いて,模擬除染試験を実施し,ブラスト研磨およびバレル研磨それぞれの除染特性の調査を行った.試験結果から,高い除染効果が期待されるブラスト機構粒子投射方向と小口径配管の角度関係が明らかになった.