2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2B06-09] 事故炉の廃止措置2

2022年9月8日(木) 10:50 〜 11:55 B会場 (E1棟2F 21番教室)

座長:島田 太郎(JAEA)

11:20 〜 11:35

[2B08] 燃料デブリ分析のための超微量分析技術の開発

(16) 廃棄物処分における燃料デブリの安定性研究ー(Fe,Ce)Ox及びウラン酸化物試料の溶解挙動

*南原 傑1、出光 一哉1、稲垣 八穂広1、有馬 立身1 (1. 九大)

キーワード:模擬燃料デブリ、溶解速度、(Fe, Ce)Ox、ウラン酸化物

誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS/MS)は、福島第一原子力発電所から取り出した燃料デブリを効率的かつ高精度に分析する手法として期待されている。本研究では、模擬燃料デブリを用いて静的浸出試験およびマイクロチャンネル流水試験を行うことで、燃料デブリの保管から処分に至る過程での安定性(浸出特性)を調査することを目的としている。本報告では、模擬デブリ(Fe, Ce)Ox及びウラン酸化物試料用いた実験結果を概説する。