[3A01-05] 安定化・固定化3

[3A04] 福島第一廃炉汚染水処理で発生する廃棄物の先行的処理に係る研究開発

（31）熱画像を用いたセメント固化可能な廃棄物発熱量の制限値についての検討

*谷口 拓海¹、並木 仁宏^1,2、田畑 光一¹、角田 あやか¹、曽根 智之¹、大杉 武史¹、黒木 亮一郎¹ (1. IRID/JAEA、2. 現　検査開発)

キーワード：福島第一原子力発電所、汚染水処理二次廃棄物、スクリーニング検査、セメント固化、発熱量

汚染水処理から発生する様々な廃棄物に対して、低温処理技術（セメント固化等）による固化処理プロセスを適用する場合の適用可能性を簡易に検査するため、これまでに開発した画像判定装置を用いて熱画像から発熱量を算出し、固化可能な発熱量の制限値について検討した。結果から発熱量の制限範囲を取得することができたため、今後その制限範囲を狭めることで固化可能性判定基準の定量化ができる見込みが得られた。