2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[3J01-05] 地震PRA

2022年9月9日(金) 09:30 〜 10:55 J会場 (E1棟4F 42番教室)

座長:張 承賢(北大)

10:15 〜 10:30

[3J04] 地震PRAにおける耐震多様性の評価

その4:床応答スペクトルの算出方法の高精度化

*大原 光晴1、大鳥 靖樹1、牟田 仁1、片山 吉史2、酒井 俊郎3 (1. 東京都市大、2. 中電技術コンサルタント、3. 電中研)

キーワード:耐震多様性、地震PRA、床応答スペクトル、応答スペクトル、減衰

建屋内機器の耐震多様性の評価にはスペクトルモーダル解析法を使用することで簡便に評価が可能である。評価のためには、床応答スペクトルの正確な算出が望まれる。しかし従来床応答スペクトルの算出に使用される安井・他式は、時刻歴応答解析法の結果から算出した床応答スペクトルと比較すると精度があまり良くない。原因として安井式は地震入力に対して定常応答を仮定しているため、継続時間の短いパルス的な地震入力に対しては適応することが難しいことが上げられる。そこで床応答スペクトルの算出方法と減衰補正式を改良し、床応答スペクトルの正確な算出方法を検討した。