2023年秋の大会

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VI. 核融合工学 » 601-5 核融合中性子工学

[3L03-05] 核融合中性子源

2023年9月8日(金) 10:35 〜 11:25 L会場 (ES総合館3F ES033)

座長:大矢 恭久(静岡大)

10:50 〜 11:05

[3L04] 液体リチウムターゲットの流動診断測定システムに関する研究

*辻 義之1、櫻井 雄基1、見城 俊介2、落合 謙太郎2 (1. 名古屋大学、2. 量子科学技術研究開発機構)

キーワード:液体リチウムターゲット

核融合中性子源は、40MeVのエネルギーを持った重陽子ビームを、バックプレート上を流れる液体リチウムターゲットに入射して、中性子を発生させる。重陽子ビームの飛程長が20mmであるのに対して、リチウムターゲット厚さは25mmである。そのため、重陽子ビームの到達地点からバックプレートまでの長さは5mm程度と短く、リチウムターゲットに異常が生じた場合、バックプレートに直接重陽子ビームが入射する恐れがある。これより、ターゲット表面の監視は、核融合中性子源の安全上きわめて重要である。本研究では、これまでのリチウムターゲット表面の測定データの解析処理をより高速化することで、ターゲット表面オンラインモニターの基盤技術を構築し、核融合中性子源のターゲットオンライモニター装置設計に貢献することを目的とする。