[2M10-14] ARKADIA開発

[2M14] ARKADIAにおける炉心設計最適化プロセスの整備

(2) 核－熱流力－燃料健全性評価の連携解析による多変数最適化検討

*桑垣 一紀¹、浜瀬 枝里菜¹、横山 賢治¹、堂田 哲広¹、田中 正暁¹ (1. JAEA)

キーワード：炉心設計、多変数最適化、ベイズ最適化、核設計、熱流力、燃料健全性、ナトリウム冷却高速炉

原子力機構で開発を進めている設計最適化支援ツールARKADIA-Designの機能の一部として、核-熱流力-燃料健全性評価の連携解析を実行し、自動で炉心・燃料設計パラメータを最適化するシステムの整備を実施している。本研究では、炉心設計の複数制約条件付きの多変数単目的最適化例題を対象に、核-熱-燃料健全性評価の連携解析とベイズ最適化手法を組み合わせた最適化計算を実施した。得られた最適解と参照解が整合し、本システムによる炉心設計の多変数自動最適化計算の成立性を確認した。