[P3-20] 平時と災害時における、大学生のSNS使用の傾向と流言に対する認識の調査
キーワード:北海道胆振東部地震、SNS、うわさ
本調査では,災害時の学生のSNS利用状況の実態,意識調査と,災害時に発生する流言に対する学生の意識,流言遭遇による情報リテラシーの変化について調査することを目的とし,北海道胆振東部地震で大規模停電の被害にあった函館市の大学生を対象に調査を行った。調査の結果,ほとんどの学生が知り合い同士のクローズドなコミュニティにおいてLINEやTwitterを活用していたが,一部の学生は災害を通じて知り合い以外のオンライン上の情報を利用するようになった他,より信憑性のある情報を意識して収集しようとするようになる傾向も示された。また,災害時に流言を経験した学生はより流言の存在を強く意識するようになり,情報リテラシー向上のために実際に流言の事例を知ることの重要性を示したと言える。
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