第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム

講演情報

一般発表

Track 5: 高度なデータ利活用・ドメイン応用(医療情報、教育、地理情報等)

ライフスタイル

2024年3月1日(金) 13:30 〜 15:40 T5-A (オンライン(Zoom Events))

座長:王 元元(山口大学) 
コメンテータ:吉川 正俊(京都大学)

15:15 〜 15:40

[T5-A-8-05] 【技術報告】都市・ビル向けサービスの実装を容易化する空間デジタルツイン基盤

水品圭汰 (株式会社日立製作所)

日立製作所ではサイバー空間と現実空間をシームレスにつなぐ空間情報プラットフォームを開発している.中でもインフラ管理やモビリティの分野で都市スケールの3Dモデルの活用が注目されている。しかし、3D都市モデルや建物情報モデルのBIM、点群データなど屋内外がシームレスにつながるデジタルツインの構築には、複数のジオメトリデータの統合が必要であるため,構築にかかる時間や精度の担保が課題となっている。そこでジオメトリデータから特徴量を抽出することによって種類の異なるジオメトリデータの位置合わせを自動化することを可能とする技術を開発した。本手法により、デジタルツイン空間構築に係る工数を81%削減する効果が得られた。