[2410-12] 河川管理

[OB-2] 中小河川に関する多自然川づくりの河道設計　～形状規定から性能規定へ～

*和田 彰¹、岩瀬 晴夫²、泉 典弘³ (1. 公益財団法人リバーフロント研究所、2. 株式会社北海道技術コンサルタント、3. 北海道大学大学院)

多自然川づくりを複数目的が統合した河道という河川構造物のモノづくりと捉え、河川計画はあったがモノづくりに必須である河道の設計論がなかった背景を追跡し、多自然川づくりの河道設計の基本的な流れを検討した。自律断面およびエネルギー減勢効果の考え方の適用により河道設計の技術化が可能であること、また外力と耐力の比較を基本とする性能規定方式を導入した多自然川づくりの河道設計指針(案)を示した。