[S10-1] 臨床の現場で取り組む食支援とこれからの課題
―多職種連携につながる役割―
【略歴】
1993年 鶴見大学女子短期大学部歯科衛生科卒業
1993年 昭和大学歯科病院入職
2011年 産能大学情報マネジメント学部
現代マネジメント学科(医療福祉マネジメント)卒業
2016年 昭和大学横浜市北部病院歯科・歯科口腔外科勤務
日本老年歯科医学会認定歯科衛生士
日本歯科衛生士会摂食・嚥下リハビリテーション分野認定歯科衛生士
日本小児歯科学会認定歯科衛生士
日本老年歯科医学会歯科衛生士関連委員会
日本老年歯科医学会代議員
東京都大田区社会福祉協議会「歯科衛生士ボランティアチーム」代表
1993年 鶴見大学女子短期大学部歯科衛生科卒業
1993年 昭和大学歯科病院入職
2011年 産能大学情報マネジメント学部
現代マネジメント学科(医療福祉マネジメント)卒業
2016年 昭和大学横浜市北部病院歯科・歯科口腔外科勤務
日本老年歯科医学会認定歯科衛生士
日本歯科衛生士会摂食・嚥下リハビリテーション分野認定歯科衛生士
日本小児歯科学会認定歯科衛生士
日本老年歯科医学会歯科衛生士関連委員会
日本老年歯科医学会代議員
東京都大田区社会福祉協議会「歯科衛生士ボランティアチーム」代表
さまざまな臨床の現場で取り組まれている高齢者への食支援の中で,チームメンバーとしての歯科衛生士の役割は「口腔から診えることへ支援する」視点であり,包括的なアプローチに積極的に参加していくことが必須となりました。患者を中心とした多職種連携,マネジメントはメンバー間の相互理解,課題の共有なしでは成立しません。
所属する急性期病棟では早期からの食支援を実施し多くの職種と協働しています。しかし実際には口腔衛生管理,口腔機能管理の場面において自分たちだけが実践し多職種へ円滑に発信できていない状況や,口腔関連だけに焦点をおいてしまい,転院,退院に向けての全体像に対して情報共有を見逃している傾向があります。
対象者の背景やADL,栄養状態等の情報共有方法,把握すべき知識,情報発信の有効なタイミングなどの問題点をどのような方策で解決し,連携につながる役割へと確立していくべきなのかを課題提起したいと思います。
所属する急性期病棟では早期からの食支援を実施し多くの職種と協働しています。しかし実際には口腔衛生管理,口腔機能管理の場面において自分たちだけが実践し多職種へ円滑に発信できていない状況や,口腔関連だけに焦点をおいてしまい,転院,退院に向けての全体像に対して情報共有を見逃している傾向があります。
対象者の背景やADL,栄養状態等の情報共有方法,把握すべき知識,情報発信の有効なタイミングなどの問題点をどのような方策で解決し,連携につながる役割へと確立していくべきなのかを課題提起したいと思います。