The 30th Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KANAGAWA)

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[P] ポスター発表
P04:英語

[P04-03] 発達性読み書き障害児に対するオンライン学習によるローマ字読み指導

〇内田 佳那1、丹治 敬之1 (1. 岡山大学大学院教育学研究科)

Keywords:発達性読み書き障害、ローマ字、オンライン学習

本研究は、発達性読み書き障害児に対するオンライン学習によるローマ字読み指導の成果を報告する。参加児は、特別支援学級に在籍する小学4年生1名であった。Web会議システム「ZOOM」を用いたオンライン指導により5種類の課題、①母音の読み、②ひらがなの母音抽出、③ローマ字清音の読み、④アルファベットの選択、⑤ローマ字入力でのタイピングを実施した。また、②と③の課題は、家庭学習で復習を行った。その結果、ローマ字清音の読みの正答率向上、タイピングでの高い正答率が確認された。さらに、オンライン学習を効果的に進める上で、子どもの興味関心を引く題材、手元確認ができる機器の用意等の工夫の必要性が考えられた。

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