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[R1P-02] 鉱物粒子の部分融解・分解組織を用いた土器の焼成温度推定
キーワード:土器、焼成温度、走査電子顕微鏡、融解、熱分解
新石器時代のイランの土器の焼成温度を、土器に含まれる鉱物粒子・岩片の微細な部分融解・分解の組織の観察・分析によって推定した。その結果、土器の焼成温度は900℃~1000℃と推定された。 この焼成温度が認められたことで、イラン東部地域では土器が出現する最初期から高度な高温発生制御技術を持っていたことが初めて示された。