国際開発学会第35回全国大会・人間の安全保障学会第14回年次大会

講演情報

一般口頭発表

国際開発を支える専門知:その形成、伝播、実践

2024年11月10日(日) 12:45 〜 14:45 F302 (富士見坂校舎 302)

座長: 黒田 一雄(早稲田大学)

コメンテーター: 黒田 一雄(早稲田大学), 萱島 信子(JICA緒方貞子平和開発研究所)

12:45 〜 13:15

[2B205] 国際開発実践者のための研修の効果の要因ー緊急時の教育の最低基準研修の事例

*三宅 隆史1、小荒井 理恵 (1. 立教大学)

キーワード:開発人材育成、研修の効果

研究の背景
 国際開発および人道支援実践者を対象にした数多くの研修事業が実施されている。研修事業の課題は、研修の成果が研修の修了者によって個人的にそして組織的に活用され、修了者が従事する開発・人道支援事業の改善が発現することである。本研究は、研修の効果の要因を明らかにすることを試みる。
資料・情報および分析方法
 研究方法は、教育協力NGOネットワークが2022年から2023年に4回(各3日間)実施した緊急時の教育の最低基準(INEEミニマムスタンダード)の参加者に対する質問紙調査である。
得られた知見
 研修効果に正の影響を与える要因として、研修マッチング(研修は参加者に良い変化を与えている)、実践レディネス(参加者は研修の成果を活かすことができる立場にある)、実践意思(参加者は行動計画を実施する意思を持つ)の3点を確認することができた。

パスワード認証
報告論文の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード