コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

耐久性一般Ⅱ

2014年7月10日(木) 13:15 〜 15:15 第3会場 (第2小ホール)

[1117] ラベリング試験機による舗装用ポーラスコンクリートの耐摩耗・剥脱性の評価に関する実験的研究

座長(土木):岸利治
座長(建築):一瀬賢一
講演者:馬永寿, 三島直生, 畑中重光
(三重大学)

キーワード:abrasion, durability, labeling test, pavement, porous concrete, wearing, ポーラスコンクリート, ラベリング試験, 剥脱, 摩耗, 耐久性, 舗装

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本報では,ポーラスコンクリートの摩耗・剥脱に対する耐久性の評価を行うことを目的として,調合の異なるポーラスコンクリート,普通コンクリートおよびアスファルトを対象としたラベリング試験を行った。その結果,本実験の範囲ではポーラスコンクリートの耐摩耗性は,普通タイヤでは表層の結合材が摩耗する程度であり,タイヤチェーンを使用した場合には摩耗が進行するが,その摩耗深さは普通コンクリートと同程度であることがわかった。また,摩耗挙動の定量化手法としてレーザー変位計による形状測定を導入したが,ポーラスコンクリートの断面形状の複雑さから,誤差が大きくなるという課題も明らかとなった。