[1145] EFFECT OF ACCELERATED CURING CONDITIONS AND SAMPLING CORE DIAMETERS ON ASR EXPANSION
Keywords:alkali-silica reaction, canada method, core diameter, danish method, jci-dd2, アルカリシリカ反応, JCI-DD2法, デンマーク法, カナダ法, コア径
アルカリシリカ反応(ASR)を生じる香川県産の粗骨材を使用した供試体からコア採取し,促進養生条件およびコア径の違いによるASR膨張へ影響を検討した。飽和NaCl溶液浸漬法(デンマーク法)とアルカリ溶液浸漬法(カナダ法)は,JCI-DD2法と同様の判断ができるが,カナダ法は,判断時期やコア径によって異なる判断結果となった。0.01mol/l NaOH溶液浸潤用紙をラップしたJCI-DD2法では,コア径80と100mmの膨張率が同程度であった。デンマーク法では,浸漬するNaCl濃度で膨張傾向が違っていた。カナダ法による膨張は,コンクリートコア内へ浸透したNaOHによる化合物の変化が影響している可能性が考えられた。