JCI Annual Convention in SENDAI

「コンクリート工学年次論文集」Vol.39原稿募集

第39回日本コンクリート工学講演会 原稿募集

申込期間:2016年12月1日(木)~2017年1月17日(火)まで
 
 公益社団法人 日本コンクリート工学会
 
第39回「コンクリート工学講演会」が,明年7月12日(水)~14日(金)の3日間,コンクリート工学年次大会2017(仙台)の主要行事として,仙台国際センターで開催されます。

 前回の博多大会では,和文論文・報告による発表635編に加えて,英文論文による発表が25編ありました。今回も,「コンクリート工学年次論文集」に掲載された論文・報告についての発表および活発な討議の場とすべく,多数の方々にご参加下さるようお願い申し上げます。

 今回募集する「コンクリート工学年次論文集」Vol.39の原稿は,従来と同様,「論文」「報告」の2通りとし,「コンクリート工学年次論文集」の査読要領に基づいて審査を行います。また,英文論文・報告の投稿も受け付けます。
 投稿をご希望の方は,下記の原稿募集要領を熟読のうえ,ふるってご応募ください。

 
原稿募集要領

1. 投稿申込み

(1)申込み者の資格
 筆頭著者は,投稿申込みの時点で,本学会の正会員(個人),学生会員(個人)に限ります。未入会の方は,12月末までに入会手続きを完了してください。

※ご注意※
  1. 投稿締切後は,題目,区分,筆頭著者・連名者(順番の変更も不可)の変更ができません。
  2. 投稿申込み時に,会員番号が必要です。未入会の場合は,12月末までに入会手続きを完了してください。なお,入会手続きには,年会費と入会金がかかります。
  3. 期日までに入会手続きが完了していない場合は,投稿は認められません。事務局で入会申込書を受理し,入会金・年会費の入金が確認されたことをもって入会手続きの完了とします。
  4. 連名者は,会員でなくても結構ですが,3名以下とします。
  5. 採択された論文・報告は,第39回コンクリート工学講演会で発表していただきます。また,筆頭著者には大会参加費を必ずご負担いただきます。
  6. 発表者は,筆頭著者に限ります。また,2017年度の年会費の納入が必要です。
  7. 大会参加費には,DVD版論文集代が含まれています。
  8. 大会参加費は,一般と学生に分かれています。学生とは,大会参加費を支払う時点(5月)で学生証の提示ができることが条件となります。したがって,投稿時に学生であっても,3月に卒業・修了されて,翌年度に学籍を有しないる方は,一般となります。

(2)申込部門
A. 材料・施工
(1) セメント (2) 骨材
(3) 混和材料 (4) 鋼材
(5) 短繊維補強コンクリート(材料) (6) 連続繊維補強コンクリート(材料)
(7) 強度・力学的性質 (8) 収縮・クリープ
(9) 物性一般 (10) 初期欠陥
(11) 耐久性一般 (12) 塩害
(13) 凍害 (14) アルカリシリカ反応
(15) 複合劣化 (16) 腐食・防食
(17) 耐火性 (18) フレッシュコンクリート
(19) 高流動コンクリート (20) 高強度コンクリート(材料)
(21) マスコンクリート (22) ポリマーコンクリート
(23) 施工 (24) 舗装・ダム
(25) 機能性コンクリート (26) 自然治癒・自己治癒
(27) エコ・緑化コンクリート (28) 再生コンクリート
(29) 軽量コンクリート(材料) (30) 特殊コンクリート
(31) リサイクル (32) 補修・補強(材料)
(33) 非破壊検査・診断 (34) サステナビリティ(環境側面)
(35) ジオポリマー (36) 新材料・新工法(材料)

B. 構造・設計
(101) 構造設計・設計法 (102) 構造解析
(103) 構成則 (104) 破壊力学
(105) (106) はり
(107) 柱はり接合部 (108) 骨組
(109) 耐震壁 (110) スラブ
(111) プレストレストコンクリート (112) プレキャストコンクリート
(113) 高強度コンクリート(構造) (114) 付着・定着・継手
(115) 曲げ (116) せん断・ねじり
(117) 疲労・衝撃 (118) 靭性
(119) 耐震一般 (120) 耐震性能評価
(121) 振動・応答 (122) 免震・制振
(123) 耐震補強 (124) 耐震診断
(125) 地震被害 (126) 合成・混合構造
(127) 短繊維補強コンクリート(構造) (128) 連続繊維補強コンクリート(構造)
(129) 軽量コンクリート(構造) (130) 補修・補強(構造)
(131) 既存構造物の調査 (132) 維持管理・ライフサイクル
(133) 新材料・新工法(構造)  

  ※ご注意※ 
プログラム構成の関係で,希望とは違う部門での発表となる場合がありますので,あらかじめご了承ください。

(3)発表題数
 1名につき1題に限ります。

(4)申込方法
 インターネット上のホームページ(HP)でお申込みください。それ以外の方法による申し込みは,一切受付けません


(5)申込期間
 2016年12月1日(木)~2017年1月17日(火) 15時締切

  ※ご注意※
1.最終日1月17日(火)の投稿申込は,15時で終了いたします。
2.締切後は,いかなる理由があっても一切受け付けいたしませんので,余裕をもってご投稿ください。
 
2. 著作権
 掲載された「論文」または「報告」の著作権は,日本コンクリート工学会に譲渡していただきます。ただし,著者本人が著作権を行使することは妨げまん。なお,他の書籍や雑誌,ウェブサイト等に全文を掲載する場合は,本学会に事前に通知してください。
 また,著者が複数の場合は,著作権譲渡について,投稿者が他の著者全員の許可を事前に得てください。


3. 電子形態による公開

 コンクリート工学年次論文集Vol.39に登載された論文・報告は,本学会および本学会が許諾したウェブサイトで,全ページが公開されます

4. 審査用原稿の作成および提出
  1. 投稿内容について:投稿システムに入力した内容が提出する論文・報告のPDFと同じであることを必ず確認してください。
     ※ご注意※ 投稿される原稿は,他の査読論文等へ二重に投稿していないこと。
  2. 区 分:審査用原稿は,「論文」または「報告」としてください。 
    論文とは,コンクリート工学に関する最近の研究成果について,目的,方法,結果,考察,結論等が明示されており,それだけで完結しているものです。学術的または技術的に価値があり,未発表のものに限ります。

    報告とは,技術的価値の高い工事報告,資料として有用性の高い調査報告,さらには,設計,施工,構造および材料等に関する最新の技術開発等の成果報告です。また,未発表のものに限ります。
    ※ご注意※ 審査用原稿投稿申込み締切後、区分の変更は一切認められませんので,十分ご注意ください。但し,査読委員会からの指示による場合はその限りではありません。
  3. 題 目:題目は簡潔かつ内容を的確に表現するもので,55字以内(英文題目は半角130字以内)としてください。副題をつけたり,(その1)(その2)・・・としたり,商業宣伝となるようなものは認められません。
    ※ご注意※  審査用原稿投稿申込み締切後 ,題目修正は一切認められませんので,十分ご注意ください。但し,査読委員会からの指示による場合は,その限りではありません。
  4. 審査用原稿の作成:審査用原稿は,ワードプロセッサーで作成し,A4版(25字x47行x2段組)6ページを基本とします。執筆方法は,下記のアドレスに執筆要領として11月中旬に掲示します。
    https://confit.atlas.jp/jci2017
  5. 審査用原稿の提出:ワードプロセッサーで作成した原稿をPDFファイルに変換し,HP上で提出して下さい。
※ご注意※
 1.査読者は,提出されたPDFファイルの原稿に対して,査読を行います。

 2.ファイルをPDF形式へ変換するには,アドビシステムズ社のAcrobat DistillerまたはAcrobat DCをご使用ください。
 3.ファイルをPDF形式へ変換する際は,フォントの埋め込み作業を必ず行ってください。

 4.アドビシステムズ社のAcrobat DistillerまたはAcrobat DC以外の変換ソフトを使用し,論文集の加工に不具合(PDFが開かない,図・表が崩れるなど)が生じた場合は投稿者の責任とします。
 

5. 原稿の審査と採否

(1)審  査
 コンクリート工学年次論文査読委員会において,提出された「論文」と「報告」の査読審査を行い,採否を決定します。

 「論文」については,主として下記のいずれかの項目に該当するかどうかに重点を置いて審査します。
  1. 研究の対象に新規性があり,今後の発展性がある。
  2. 研究の内容・手法に独創性があり,新規性が認められる。
  3. 現象の解明に貢献している。
  4. 内容に総合性,普遍性があり,かつ工学上有用である。
  5. 計画,調査,設計,施工などに取り入れる価値がある。「報告」については,主として上記の4,5および下記のいずれかの項目に該当するかどうかに重点を置いて審査します。
  6. 技術的な検討結果に新規性があり,今後の発展性がある。
  7. 困難な技術的問題を克服したプロセスおよび結果が報告されている。

 「論文」として適当でないと判定されるものは,例えば次のようなものです。
  1. 執筆要領が守られていない。
  2. 主題に対する基本的考え方,理論展開,または結論を導くプロセスに根本的な誤りがある。
  3. 論文として完結していない。
  4. 新しい知見が極めて少ない。
  5. 既発表,二重投稿とみなされる。
  6. 内容が宣伝に偏したもの。

 「報告」として適当でないと判定されるものは,例えば次のようなものです。
  1. 執筆要領が守られていない。
  2. 内容に本質的な誤りがある。
  3. 技術的価値が極めて少ない。
  4. 新しい知見が極めて少ない。
  5. 既発表,二重投稿とみなされる。
  6. 内容が宣伝に偏したもの。
 
(2)採  否
 審査結果の区分は「採択」,「条件付採択」,「再査読」,「不採択」とし,投稿申込み者に結果を通知します。 
「A:採   択」:登載することに決定した論文・報告
「B:条件付採択」:修正事項を満たすことを条件として,登載することとした論文・報告
「C:再 査 読」:本質的な修正事項を含んでいる,修正事項が多い,あるいは記述内容に不明確な部分があるため,現状では登載が難しいが,修正原稿により再度審査を行うこととした論文・報告
「D:不 採 択」:登載することが適当でないと判断した論文・報告

「採択」の場合は,後日最終原稿を提出していただきます(様式上の修正等,論文の根幹に関わらない軽微な修正をお願いすることがあります)。「条件付採択」および「再査読」の場合は,修正原稿と修正報告を提出していただきます。
修正事項は,査読委員会が登載するために修正が必要と判断した内容です。したがって,「条件付採択」であっても,修正原稿が修正事項を満たしていないと判断された場合には,登載しないことがあります。「再査読」の場合は,修正原稿の再査読を行った後に登載の可否を判断します。
なお,修正原稿において,査読委員会から指摘された事項以外に大幅な変更が加えられた場合や,修正したことにより登載することが適当でないことが明らかとなった場合は,「不採択」となります​。また,投稿された原稿の体裁等が執筆要領から著しく逸脱している場合や,修正原稿においても執筆要領が守られていない場合には,原稿の内容にかかわらず,「不採択」となるので注意してください。​


6.コンクリート工学講演会と年次論文奨励賞

 採択された論文・報告は,第39回コンクリート工学講演会で講演していただきます。講演者は原則として筆頭著者に限るものとし,発表時に本学会の会員であることと大会参加費を支払い済みであることが要件です。また,2017年1月1日時点で39歳以下の者を対象として,優れた論文・報告の講演者の中から特に優秀な講演を行った者を表彰し,「年次論文奨励賞」を授与します。