コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

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施工3

2025年7月18日(金) 13:40 〜 15:10 第4会場 (アイーナ8階 811)

座長:神代泰道(建築),橋本紳一郎(土木)

[1210] RFIDセンサーを活用した構造体コンクリートのせき板存置期間の管理方法に関する研究

井出朋孝1, 金子樹1, 菰田夏樹2, 道坂岳夫2 (1.長谷工コーポレーション 2.TOPPANエッジ)

キーワード:RFID、温度、構造体コンクリート、せき板存置期間、圧縮強度、等価材齢換算法

コンクリートの温度履歴によるせき板の存置期間の管理について,温度の測定機能を有するRFIDセンサーを開発し,室内実験および実部材における検証を行った。室内実験では開発したRFIDセンサーの測定値の信頼性を確認した。また,実部材における検証では,RFIDセンサーを用いて壁部材で安定した温度データの取得ができた。これにより,RFIDセンサーによる測定温度を基に等価材齢換算法によって圧縮強度を推定し,せき板の取外し時期を判断可能であることが確認された。