コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 非破壊検査・診断(物性・耐久性)

非破壊検査・診断(物性・耐久性) 2

Durability)Ⅰ

2025年7月18日(金) 10:50 〜 12:20 第6会場 (アイーナ8階 802)

座長:林和彦(建築),山口明伸(土木)

[1317] ミキサの電力負荷値を使用したコンクリートのフレッシュ性状予測における機械学習方法の検討

瀬川実暉1, 市川翔太郎1, 玉滝浩司1, 髙原幸之助1 (1.UBE三菱セメント)

キーワード:スランプ、空気量、機械学習、ディープニューラルネットワーク、LightGBM、品質管理

本研究では,機械学習方法としてディープニューラルネットワークおよびLightGBMを用いて,ミキサの電力負荷値からフレッシュコンクリートのスランプおよび空気量の予測モデルを作成し,各手法の精度の違いや特徴について検討を行った。実測値と予測値の比較から,スランプと空気量のいずれも機械学習方法によらず学習用データ数の分布による影響を受けており,正解率およびRMSEで評価した予測精度は,ディープニューラルネットワークの方が低い結果であった。一方でLightGBMでは,予測精度は高いものの,学習用データ数の分布により,バイアスが大きくなっていることが確認された。本研究では,機械学習方法としてディープニューラルネットワークおよびLightGBMを用いて,ミキサの電力負荷値からフレッシュコンクリートのスランプおよび空気量の予測モデルを作成し,各手法の精度の違いや特徴について検討を行った。実測値と予測値の比較から,スランプと空気量のいずれも機械学習方法によらず学習用データ数の分布による影響を受けており,正解率およびRMSEで評価した予測精度は,ディープニューラルネットワークの方が低い結果であった。一方でLightGBMでは,予測精度は高いものの,学習用データ数の分布により,バイアスが大きくなっていることが確認された。