コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

B. 構造・設計 » 合成・混合構造

合成・混合構造1

2025年7月18日(金) 09:00 〜 10:30 第8会場 (アイーナ6階 世代間交流室)

座長:鈴木卓(建築),牧剛史(土木)

[2066] SRC造ピロティ架構の水平耐力に及ぼす枠梁の影響

松井智哉1, 西村康志郎2 (1.豊橋技術科学大学 2.東京科学大学)

キーワード:SRC造、ピロティ架構、有限要素解析、枠梁、2016年熊本地震

本研究ではSRC造ピロティ架構を対象に,構造性能および弾塑性挙動を把握することを目的に有限要素解析を用いて検討を行う。また,壁の枠梁が水平耐力性能に及ぼす影響について検討を行う。2階梁の剛性および曲げ耐力を大きくすると1階層せん断力が増加する結果となり,1階の柱曲げ耐力を発揮させるためには2階梁が重要であることが確認できた。圧縮側柱において,柱頭のモーメントの減少がみられるが,梁の鉄骨の降伏および下端鉄筋の圧縮降伏に起因すると考えられる。