[2131] 床版支間が車両進行方向と並行なRC床版の輪荷重走行疲労実験における耐疲労性の検証およびS-N曲線式に関する研究
キーワード:P-RC床版、輪荷重走行疲労実験、耐疲労性、S-N曲線
本研究は,床版支間が車両進行方向に並行な3タイプのRC床版(P-RC)を用いて輪荷重走行疲労実験を行った。その結果,支間1,400mm,支間1,800mm,支間2,000mmの3タイプのP-RC床版の等価走行回数は,それぞれ10.015×106回,10.778×106回,12.491×106回である。破壊は全て押抜きせん断破壊となった。既往の研究における最大耐荷力Ps.maxはそれぞれ209.5kN,225.5kN,292.3kNであり,基準荷重Pを最大耐荷力Ps.maxで除した無次元化したS値と本実験による等価走行回数の関係からS-N曲線式を得た。また,相関関係およびS値と算定された破壊走行回数によるS-N曲線式において,整合性が得られた。